Club Chairman Greetingクラブ会長あいさつ

2024~2025年度 第70代会長
大宮ロータリークラブ 会長
大竹 敦

2025~2026年度 大宮ロータリークラブ 会長 大竹 敦

RIテーマ『UNITE FOR GOOD』

地区活動方針『UNITE FOR GOOD』

この度、大宮ロータリークラブ第70代会長を拝命し、その重責に身の引き締まる思いです。
本年度、私たちの大宮ロータリークラブは、創立70周年という大きな節目を迎えました。
1955年の創立以来、先輩方が築いてこられた輝かしい歴史と伝統、そして地域社会への多大な貢献に、あらためて敬意と感謝の念を表したいと思います。
この70年の歩みは、「奉仕の理想」を実践し続けてきた証であり、私たちはこの誇るべき伝統を大切にしながらも、時代の要請に応える変革にも目を向けなければなりません。

今、世界は不確実性に満ち、多様な価値観が交差する時代です。地域の課題も複雑化し、ロータリークラブのあり方も変革を迫られています。こうした現実を踏まえ、私は本年度を、「伝統を重んじながら、変化を恐れず、困難な時代に応える改革の年」と位置づけました。

今年度の国際ロータリー会長エレクトだった マリオ・セザール・マルティンス・カマルゴ氏はテーマではなく世界中のロータリアンに向けたメッセージとして、**「UNITE FOR GOOD – よいことのために手を取り合おう」**を2月の国際会議で発信しましたがマリオ氏は残念ながら辞任され、6月8日の理事会・特別会合で、フランチェスカ・アレッツォ氏を会長エレクトに選出し、2025-2026年度国際ロータリー会長に就任することになりました。このメッセージは、そのまま、継承されることになりました。
この言葉には、私たちが所属や立場を越えて力を合わせ、地域・社会・世界のために「善きこと」を成していこうという強いメッセージが込められています。まさに今、私たちが進むべき方向を示していると言えるでしょう。

その理念のもとに、本年度のクラブ運営では以下の三つの柱に重点を置きます。

  1. 歴史の継承と次世代への橋渡し
    「それは真実か?」という四つのテストの第一の問いに立ち返り、70年の歴史を正しく見つめ直し、若い世代が誇りと希望を持って活動できる土台を築きます。
  2. 柔軟で持続可能なクラブ運営の探求
    「それはみんなに公平か?」――会員の多様性を尊重し、時代に即した例会の形や奉仕活動、デジタル活用などを積極的に取り入れ、すべての会員にとって価値ある参加を実現します。
  3. 地域社会との新たな関係構築
    「それは好意と友情を深めるか?」「みんなのためになるかどうか?」という視点を持ち、地域との連携を一層強化し、信頼と共感の輪を広げていきます。

私たちの行動と決断のすべてに、「四つのテスト」を根幹に据え、“UNITE FOR GOOD” の精神をもって、クラブの未来と地域の明日を共に創っていく一年にしてまいりたいと考えております。

会員の皆様お一人おひとりのご指導と協力・参加があってこそ、この挑戦は実を結びます。
1年間どうか宜しくお願いいたします。